所謂、金魚藻と呼ばれて 売られている水草2種類を紹介します。
(1)アナカリス
「オオカナダモ」という名前が一般的な水草である。アルゼンチンが原産といわれているが、今日では各地に帰化して、その分布を広げている種類。大型になり、ボリューム感もある。茎を底床に植えなくても育成することができるが、これだと一定方向に育たないのでまとまりにくい。育成はきわめて容易。光が弱めの方が、繊細な草姿となって美しく育つ。
私が、メダカを飼いだした時(子供の夏休みの自由研究の観察がきっかけ)、メダカの産卵場所用にと、最初に買った水草がこれでした。太陽の日を浴びて、光合成を行い、葉っぱから二酸化炭素を出しているのを見たとき、子供達を呼んで、「ねぇねぇ すごいでしょ!」なんて言った覚えがあります。親の私が一番興奮してたな~~~(笑)
(2)カモンバ
成長の早い水草、昔から金魚藻と言われている位にポピュラーな水草です。非常に成長が早く、O2をたくさん出してくれるので、アカヒレやメダカなどはカボンバだけで飼う事ができる♪
ただし、この細かい葉っぱが魚につつかれると、簡単に取れちゃうので、水槽の中でプカプカ浮いたり、ろ過装置の目詰まりの原因になったりします。また、アルカリ性に弱く、簡単に溶けるように枯れてしまうので、アルカリ性の水質にあったグッピーやアフリカンシクリッドの水槽にはあいません。
写真のはレッドカモンバといって、赤みの強い品種です。私の家の水槽では、液体肥料(鉄分)を補給して、赤みを維持させています。